おなじみ、現代備前の雄、国の重要無形文化財である藤原雄氏のぐいのみです。
 藤原雄氏は、同じく国の重要無形文化財だった藤原啓氏のあとを継いで陶芸家へ転向しました。遅いデビューでしかも視力のハンディキャップを背負いながらもめきめき実力を発揮し、「壺の雄」として備前を代表する陶芸家へと成長しました。
そのろくろは実に力強く、一気に引き上げる技法が有名です。

このぐい呑みは、岡山県備前市へ出向いた際に買い求めました。ちょうど無形文化財指定を受けた直後でした。
牡丹餅と呼ばれる炎があたった部分があざやかに発色し、氏の特徴のひとつである榎肌とともに、見所の多いぐい呑みです。
藤原雄氏は、残念ながら平成13年12月に70歳の生涯を閉じました。
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